「福岡から能登へ 花と復興の応援の集い」 を開催しました

2025年4月30日に七尾市にて、福岡市と能登地域の交流イベント「福岡から能登へ 花と復興の応援の集い」を開催しました。

「⼀⼈⼀花 in 能登半島」プロジェクトは、能登半島に点在する空き地を、花植えを通じて地域の憩いの場に変えていく取り組みであり、福岡市役所の推進する「⼀⼈⼀花運動」を参考にスタートしました。

本イベントでは、福岡市より⾼島市⻑をはじめとする「⼀⼈⼀花運動」関係者を迎え、第 1 号ガーデンの整備経過と今後の能登半島におけるプロジェクトの展開予定についてご紹介し、第 2 号ガーデンの完成を記念するオープニングセレモニーを実施しました。

七尾市御祓地区コミュニティセンターで行われた報告・意見交換会では、福岡市からの熱い応援や、震災当時から今までの復興まちづくりの経緯、また一人一花 in 能登半島の発足からわずかな期間での拡がりと今後の展開などが繰り広げられました。

一人一花 in 能登半島 実行委員会 岡田委員長
福岡市 高島市長

本プロジェクトは能登半島全体で取り組む復興プロジェクトの⼀つであり、能登地域の⾏政関係者、信⽤⾦庫、市⺠団体、プロジェクトを⽀える企業、専⾨家が⼀堂に会し、能登地域の復興に向けた連携を深める場となりました。

七尾市 茶谷市長
輪島市 坂口市長
アンバサダーの常盤貴子さんからのビデオメッセージを受けてコメントする、志賀町 稲岡町長
石川県 高橋総務部長

会場は5月初めのお祭り、青柏祭の山車であるでか山の準備の真っ最中で、七尾市の茶谷市長自らでか山のご紹介をされる場面もありました。

報告会に続いて、第2号ガーデンのオープニングセレモニーが行われました。
第2号ガーデンは七尾市一本杉通りの昨年8月にオープンした仮設商店街の向かい、交差点に面した公費解体跡地につくられました。

七尾市 茶谷市長、福岡市 高島市長、志賀町 稲岡町長、協賛くださったFOR LIFE 井上社長、クロダハウス八本木様、Anshin Project (九州電力× SandBoxConnections) 塩畑様に記念花植えをしていただき、第2号ガーデンの誕生を祝しました。

第1号ガーデンに引き続き、ガーデンのデザインをしてくださった九州大学のランドスケープがご専門の徳永先生、ガーデナーの卜部さんをはじめとする福岡からのガーデンチームより、第2号ガーデンのデザインのコンセプトを説明いただきました。大きな土地の角地に華やかないわゆるメインボーカルの花壇、芝生の広場をぐるりとコーラスの花壇が囲うように配置したこと、地元の方々から希望を募って花の種類を決めたこと、近くの山からの「山採り」の木を植えたことなどが語られ、この土地ならではのガーデンであることがよくわかりました。

ガーデンの名前は「出会いの一本杉」という一本杉通りの以前つくられた冊子の名前をもとに、色んな出会いが生まれる場になってほしいという願いを込め、「出会いの一本杉ガーデン」と名付けられました。

その後第1号の「でか山見附ガーデン」に移動し、こちらもガーデンのコンセプトや、土地のオーナーさんからガーデンの手入れで生まれるコミュニケーションや、花の表情が日々変わることへの喜びの話を伺いました。

この日は良く晴れていて、色とりどりのお花と皆さまの笑顔が印象的な日になりました。


.30日のセレモニーの前日には、福岡のガーデンチームほか一人一花 in 能登半島実行委員たちが福岡や愛知からも集まり、ボランティアで来てくださった方や地域の方々と一緒に花植えが行われました。

事前に土地整備や人工芝の整備、土づくり、井戸整備を行って準備しておき、
この日は一気に花の位置を決めてガーデナーさんたちの指示のもと、植えていきました。

5月を目前にしながら寒く風の強い日でしたが、たくさんの方が集まりみんなで話しながら土を触っていると穏やかな心地になれるものでした。

今回の花壇へのご協賛企業
クロダハウス様
新日本製薬様
やまや コミュニケーションズ様
Anshin Projetct(九州電力×SandBoxConnections)様
FOR LIFE様

地域の復興活動でもある一人一花。

29日は一本杉通りで行われる「花嫁のれん展」の開催開始の日ということもあり、多くの人が通りがかり、足を止めていきました。

花嫁のれん展にでか山、そして第2号ガーデンの誕生と、盛り上がりを見せています。

メディア掲載