能登半島地震からの復興の⼀環として、被災地の空き地を地域の憩いの場へと⽣まれ変わらせるプロジェクト「⼀⼈⼀花 in 能登半島」が始動しました。
第一弾として、2025年3⽉22⽇(⼟)に、七尾市⼀本杉通りにて、「⼀⼈⼀花 in 能登半島 キックオフ・ワークショップ」が開催されました。本プロジェクトのアンバサダーである俳優・常盤貴⼦さんを迎え、地域住⺠の⽅々と共に花を植え、プロジェクト開始後最初となるコミュニティガーデンが完成しました。

現在公費解体が進み、どんどんまちなかで空き地が増加しています。本プロジェクトは、能登半島に点在する空き地を、花植えを通じて地域の憩いの場に変えていく取り組みであり、福岡市役所の推進する「⼀⼈⼀花運動」を参考にスタートしました。能登半島全体で取り組む初の復興プロジェクトの⼀つとして、被災市町の各地域の団体と協⼒しながら、福岡市の「⼀⼈⼀花運動」に関わる⽅々の協⼒、造園・ランドスケープの専⾨家による技術的⽀援と全国からの協賛を受けて、能登半島各地で展開していく予定です。

また、第一弾となる今回のイベントは御祓地域づくり協議会が策定中の「御祓地区災害復興プラン」、⼀本杉通り振興会が策定した「⼀本杉通りの復興⽅針」にも沿った取り組みでもあり、地域再⽣に向けた重要な⼀歩となります。
当日は晴れて暖かく、地域の方々がたくさん来られ、久しぶりに顔を合わせて喜び合う姿も見られました。イベントの第一部では参加者一人一人が花の苗を植え、花壇を完成させていきました。

第二部では、みんなでつくった花壇のお手入れについて専門家から説明をいただいた後に、グループに分かれて花壇の名前を考えたり、これからどういう風に花壇を見守っていこうか話し合いました。大人も子供も、和気あいあいと意見を積極的に出し合っていたのが印象的でした。


これからの展開が一層楽しみになるキックオフ・ワークショップとなりました。ご協力いただいた皆様、ご参加くださった皆様ありがとうございます。

今回の花壇へのご協賛企業
角文株式会社様
日本国土開発株式会社様
U-ARCHITECTS様

22日のイベントの様子は、25日16時47分からTNCテレビ西日本「記者のチカラ」でも放送されます。ぜひご覧ください。
写真 ヤマダカメラさん