穴水町下唐川は約30世帯が暮らす農村集落ですが、被災直後から集落として様々な取り組みを行ってきました。第6号ガーデンの敷地は、集会所やプレハブ型の応急仮設住宅からほど近い、公費解体によって更地となった宅地です。所有者の方は、被災後は金沢市におられ、当分利用の予定がないため、集落がコミュニティガーデンとして利用・管理することにしました。
解体後の地表面は、井戸水や雨水などにより軟弱化していましたが、地域の住民自ら砕石を運び、機材を使って敷き詰め、水はけを改善しました。元々の庭木や琴柱灯籠を活かしながら、新たに木や花々を植え、自噴する井戸水で小川を作りました。福岡から支援でいただいた木々も植えました。また石川県の支援を受けて、解体した柱を活かしたベンチも、住民が組み立て設置しました。
所在地:石川県鳳珠郡穴水町下唐川ト207
開設:2025年5月15日〜
整備共催:穴水町下唐川地区
ガーデンへのご協賛企業:
梶谷建設様
宗重商店様
メディア掲載
- 北陸中日新聞(2025/5/16)「一人一花 穴水明るく 常盤貴子さんと町民 解体跡地などで植栽」https://www.chunichi.co.jp/article/1067737
- 北國新聞(2025/5/16)「穴水でも花植え交流 常盤貴子さん」https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1745117